2009年01月24日

小説「ほしのはじまり 決定版 星新一ショートショート」編・新井素子



星新一のショートショート傑作集。
編者は新井素子。
昔、星先生が審査員をした、SFの文学賞がきっかけで、
作家デビューされた方です。
(本の帯には「星チルドレン」と表現されていますが…)

1000を超える作品を残した星先生ですが、
その作品の中から「網羅」を目指したという54作品が
収録されています。
「網羅」と言うだけあって、こんな作品もあったのか、
と意外な印象を受けるものが多いです。
もちろん、アイディアに富んだ傑作揃いで、
飽きることはありません。
分厚い本ですが、一つ一つの作品は短いので、
ちょっとした時間の合間に、読み進められるのも
嬉しいところです。

その他、「星のくずかご」というエッセイも収録されていて、
著者の人となりを、知ることが出来ます。


ある程度、星新一作品を読んでいて、
他にどんな作品があるのか探している方、
久々に再読されたい方におすすめです。

あとは、中高生に、読書を始めたいと相談されたら、
この本をプレゼントするのが最適でしょう。
本の装丁もかっこいいので、本棚でも見栄えがよいです(笑)。


ラベル:SF
posted by cutter33 at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

ゲーム「428〜封鎖された渋谷で〜」



チュンソフトのサウンドノベル最新作です。
「街」の続編はさすがに無理だったようで…残念。
…なのですが、同じく渋谷を舞台にした作品を発表してくれました!

渋谷で起きたテロ事件を巡る、5人(+α)の物語です。
一つの事件を複数の視点から追うことになります。

「街」のように、バラエティに富んだ物語ではありませんが、
一貫性のある分、より重厚な作りとなりました。
驚きの展開も目白押しで、とても楽しめます。

チュンソフトさん恒例の隠し要素も、今回は一段と凝っていて、
ファンには嬉しい限りです。
「街」の世界をほんの少し臭わせるエピソードも、マニアには
たまらないものでしょう。

サウンドノベルですから、操作はとても簡単で、ゲームに慣れて
いない方でも問題なく遊べます。
文章を読むことが苦痛でなければ、間違いなく楽しめると思います。
特に、海外ドラマ「24」のような、先の見えない物語が好きな方に
おすすめです。

制作者の方々に、本気で感謝したくなるゲームでした。
ありがとうございます。
久々に、寝る間も惜しんで、コントローラーに齧り付きました。

ちなみに、脚本は「デバッグ・ガール」の北島行徳先生なのですね。
今後もチェックしていきたいと思います。
posted by cutter33 at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月29日

映画「コマンドー」




シュワルツェネッガーさんのアクション映画も好きなのですが、
中でも好きなのは、この「コマンドー」と「トゥルーライズ」です。

どちらから紹介しようか迷ったのですが、よりおバカな作品を優先した結果、
こちらを紹介することに決めました。

かなり古い作品なので、今見ると古い感じがしてしまうのですが、
それ以上に問題なのが、展開のムチャさ加減。
昔の映画だから、いい加減…という、わけではないはずなのですが…。

敵が油断しすぎですし、通りがかりのヒロインが、性格破綻しています。
つっこみ始めたら、キリがありませんが、一番の見所は、
「説明書を読んでロケットランチャー発射」でしょうか。

アクションだけを楽しみするなら十分楽しめますし、おバカ映画としても文句なし。
いかしたセリフも、ツボにはまるとたまりません。

スカッとする映画が見たいときに、おすすめの一作です。
posted by cutter33 at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

ゲーム「PARASOLSTARS(パラソルスター)」(PCエンジン)

パラソルスター 【PCエンジン】

Wiiのバーチャルコンソールで配信された、懐かしのゲームに、名作が復活しました!

タイトーで発売された「パラソルスター」です!

いや〜、あいかわらず、いいポイントを突いてきます。
あまり知られていない作品なのですが、非常に完成度が高いのです。

アクションゲームで、タイプとしては
「ドンドコドン」や「バブルボブル」などと同じ、
画面内の敵を全て倒すと面がクリアになるルールです。
タイトーさんが、アーケードを中心に得意とするタイプですね。

タイトルのとおり、主人公はカサを使って敵と戦うのですが、
このアイディアが秀逸。
カサは防御にもなりますし、パラシュートのような空中落下を
ゆっくりにする効果もあります。
アクションが多彩で、操作が楽しいのです。

水のしずくを貯めて使える必殺技も爽快感がありますし、
パズル要素のある面の構成が、飽きさせません。

これだけ名作なのに、滅多に見かけない幻の作品になっていました。
それが、Wiiで遊べるようになったのです!
ぜひとも多くの方に遊んでいただきたい作品です。

ボス戦の音楽が「ランバダ」(!)なのも、時代を感じさせ、
懐かしい気持ちになれること間違いなしです。


バーチャルコンソールは、素晴らしいラインナップになって来ました。
あとは、くにお君の時代劇と、桃太郎シリーズが出てくれたら最高なのですが〜。
(バーチャルコンソールはWiiショッピングチャンネルから利用できます)
posted by cutter33 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月26日

小説「デバッグ・ガール」北島行徳 著



いい男と付き合うために、一流企業を派遣社員として渡り歩く、主人公のOL。
しかし、「秘書」の肩書きにつられて、中小のゲームメーカーに応募してしまったのが運の尽き。

そこに待っていたのは、オタクのスペシャリスト達だったのです…!!!


水と油のような、派遣OLとオタクのやり取りが楽しい、コメディタッチの小説です。
暗い話題の多い、派遣のイメージを払拭するような明るさがあります。
オタクについても、否定せず、マニアックに走らず、誠実に描いている点が好感を持てます。
(主人公は相当キツイ表現もしますが)

ゲーム業界の裏事情も楽しいですし、気軽に読むのにちょうど良い作品です。
どんな境遇だって、プラス思考が一番!
前向きな気持ちになれます。
ラベル:笑い
posted by cutter33 at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

テレビ番組「地球大進化」



最近、エコロジーについての話題をよく耳にします。
地球温暖化も今に始まったことではないのですが、
より深刻な状況を迎えているのかもしれません。

ただし、エコの問題についての意見を聞いていて、思うのが、
「人間は自然についてあれこれ手を差し伸べられるほど、
大きな存在なのか」
ということです。

人間はひとつの生物に過ぎませんし、
環境を破壊しているといったところで、
タカがしれている、とも言えます。
ペースが違うものの、植物が行った、
ダイナミックな大気成分の変換に比べれば、
現在の二酸化炭素の増加など微少に過ぎません。

それどころか、地球の生命がこれまでに体験した過酷な運命を
考えたら…。

紹介する、「地球大進化」は、そんな地球の歴史上、
生命が直面したと考えられる大きな環境変化を紹介した番組です。
数年前に、NHKがまとめた大作です。

中でも圧巻なのは、太古の地球に、
直径400キロの隕石が衝突したと考えられる説と、
そのシミュレーションです。
その映像はあまりにも衝撃的で、
大げさに言えば、人生観が変わったほどでした。

地球は、自然は、どこまでも厳しく、そして寛容です。
生命は、信じられないほど、力強い。

人間に簡単に捻じ曲げられてしまうほど、
地球は小さくないのでした。

エコロジーも、結局は地球に優しくするのではなく、
やはり人間が人間にとって一番都合のよい、
今の環境を維持したいだけなのだということですね。

陳腐な意見であることは承知なのですが、
それを本当に強く感じさせてくれたのが、この番組でした。

より大きな視点を教えてもらった上で、
人間のための環境保護をどう考えていくのか、
それこそが本当の意味でのエコ、ではないでしょうか。
posted by cutter33 at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

映画「笑う大天使(ミカエル)」



「笑う大天使(ミカエル)」邦画です。

ごきげんよう〜。

ごめんあそばせ♪

…お嬢様学校です。
淑女が通うのです。
まったくよくわからない世界です。
貧乏暮らしをしている人にとっては憧れの世界かもわかりませんが、
実際に飛び込む羽目になったら思いっきり戸惑いそうです。

そういう物語です。
そういう世界で、上野樹里さんが、
和田アキ子さんよりも巨大化したり、
和田アキ子さんよりも強くなったりするお話です。

カギはチキンラーメンとCG臭い犬なのです。

まったくよくわからない説明ですが、これ以上の説明は無理です。
おバカな展開が好きな方には、きっと喜んでもらえると思うのですが。
posted by cutter33 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月31日

小説「ひとり日和」青山七恵 著



芥川賞作品。

20才の女性の生活を、淡々と描いています。
大きなドラマは無いものの、日々のエピソードを
きっちりと読ませてくれる力作です。

この小説は、将来への不安を抱えている若い人や、
一度、本当に投げやりになってしまったことのある人に
読んでほしいと思います。

なぜなら、この主人公にもやる気が感じられないからです。

…でも、いい加減に生きていると、不安が付きまとうのです。
その感じが見事に描かれていて、感情移入してしまいました。

もし、今もその不安を抱えている人がこの本を読んだら、
少しは気分が楽になるかもしれません。
まあ、何の答えも教えてはくれないでしょうが、それだけも違うはず。

込み入った設定なしでも小説は面白い!と思わせてくれる一冊です。
posted by cutter33 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月05日

ゲーム「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」



人気テレビ番組のゲーム化です。
「有野の挑戦状」と言う名前から、「たけしの挑戦状」を
連想してしまいますが、まったく別のゲームです。

はっきり言ってしまえば、ただのミニゲーム集なのですが、
これが良く出来ています。

ファミコン時代の作品を意識して作成されており、世代が合致する人に
とっては、懐かしいこと請け合いです。

と言うかですねー、このゲーム、ぜんぜん違うのを覚悟で言えば、
現在20代後半〜30代の人にとっての、「ぼくのなつやすみ」なのだと
思うのです。

外で遊んだ記憶も懐かしいけれど、我々の子供時代と言ったら
何を置いても「TVゲーム」な訳です。

新作ゲームの発売が決まれば胸を躍らせ、
裏技を見つけては大騒ぎしました。
別に自分がプレイできなくたって、隣で友達が遊んでいる画面を見て
絶叫していれば、それで良かった…。

あの頃のわくわく感を思い出させてくれる内容に仕上がっていると
言えるのではないでしょうか。

ミニゲームの操作性はどれも良く、チューニングも程よく出来ています。
シューティング、ラリー、アクション、RPGと、様々なジャンルが
登場するので、苦手なものもあるかもしれません。
しかし、フォローが行き届いているので、クリアに大きく
行き詰まると言うことはありません。
(裏技もゲーム中で教えてくれます)

やりこみ用のモードも用意されているので、最高得点を目指して
遊ぶのも燃えます。

予想以上に楽しむことが出来ました。
感謝です。
posted by cutter33 at 18:33| Comment(1) | TrackBack(1) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月20日

映画「猟奇的な彼女」



猟奇的…素敵な響きです。
ナイスな翻訳。

綺麗な容姿にもかかわらず凶悪な彼女と、冴えない男のラブコメディーです。

妙な展開に、ポカーンとしてしまうところもありますが、
笑いのツボは押さえていて、たくさん笑わせてくれます。

ラストの変化球などもビックリさせてくれて、最後まで気が抜けません。

今度、日本でドラマ化されますが、どのくらい忠実にやるのでしょう?
まさか冒頭の電車でリバースするヒロインの演技も…?

…実力派の田中麗奈さんならやってくれるかも??
posted by cutter33 at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。